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オープニングとクロージングについて   

新しい職場に入ってもう2週間ぐらいです。
(最初の2週間は客先で仕事をしていました)
少しは職場になじめてきたのか・・・まぁ変化に弱い自分としてはもう少し職場に慣れるのに時間がかかりそうです。

そんな話はさておき、マジックの話をします。
一発芸の場合は「一発」で終わる芸なので、タイトルのような概念を持ち出さずにすみます。複数演じて、もっと目立ちたいという人はどうしても「オープニングとクロージング」を考える必要があります。

なぜ、考えるかというと、マジック全体のバランス感覚を整えやすいからです。4つ、5つも立て続けに披露したら、3日後にどれだけ覚えているのでしょうか。おそらく、その時の雰囲気や仲間同士で盛り上がったという空気感だけを感覚として覚えていて、マジックそのものなどほとんど覚えていないと思います。
そして、最初と最後のマジックは全体の雰囲気を作るためのネタです。最初に観客と演者間にある緊張関係を緩和します。(アイスブレーキング)緊張関係がゆるくなると、さらに演じられるネタ増えるわけです。クロージングは、「マジックがこれで終わりなんだ」と観客にハッキリ伝わることが大切です。拍手がしやすい環境を作り出しているともいえます。いつまでも終わりが見えないとイライラしてきて、よくない雰囲気になってしまうので、終わりを見据えてマジック演じるわけです。

一般的なルーティーン(手順構成)は以下のようになります。

・観客の助けを借りず、演者1人だけで演じられる。比較的短い時間で現象がおき、分かりやすいネタ

・次以降、観客参加型マジックを取り入れて、ワイワイガヤガヤと盛り上げる。

・最後に、その日一番のトリネタを用意する。明日、明後日としばらく評判になりそうなネタを演じる

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で、自分は常に上記を遵守しているわけではありません。
お酒の席ではオープニングぐらいしかはっきり意識できず、段々酔っ払って崩れているような気がします。
パーティーに呼ばれて演じる場合や、歓送迎会のような特別な場合はある程度アルコールを抑えて、マジックに取組もうかなと考えている今日のこの頃です。

by card-table | 2007-04-25 22:22

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